店長のミフネです。
アートな物作りに没頭しておりますが、時々海外をうろついて、面白いものを探してのんびり波乗りしたりしています。 いろんな国から優れた革加工の工具、道具もインポートしていて、当ショップで販売しています。→店長ブログ
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当店は「Sharf-Fix2000」を製造しているTEKNOMEK HR社の正規品取扱日本総代理店です。
私は仕事柄、以前に良くタンナー(皮革製造所)を訪れていました。
その時に教わった、革についての色々なことを記載したいと思います。
深く掘り下げ研究したい方は、直接タンナーにお尋ねください。
最近、多種にわたる革が販売されているようで、ネット上等でも色々な革を見かけます。 しかし、一般の加工に適しているのはやはり、牛革に限ります。
なぜなら、馬革は比較的扱いやすく鞄の裏側とかに良く使われます。 コードバンはとても表面が綺麗で貴重な革ですが、表面が硬く決して扱いやすい革ではありません。(本来は、山羊の皮だそうです)
その他に豚革もあります。
最近は豚革も色々あり、以前の様な薄く破れやすかったり、革の表面が荒い(毛の跡が目立つ)だけでは無く、柔らかく扱いやすい革もあるようです。
鹿革は手縫い等には味があり、手触りも最高なので私も良く使います。特に私は、北米物を使います。 厚みにボリュームがあり、手触りも最高です。良く出回っている鹿革はニュージーランドものが多いようです。
ヤンピは若干硬いというか、鹿革に比べやはり質感に違いがあり若干扱いにくいです。 あくまでも、私意見ですが。
革の種類は沢山あります。
羊の革(シープスキン)、山羊の革(ゴートレザー)、カンガルー、ゾウ、ウサギ、アザラシ、ワニ、パイソン、リザート、ダチョウ、サメ、エイ等 ただし、これらは素人が扱える革ではありません。
一般的に使われているのはやはり、牛革となりますね。
牛革は牛の年齢性別によって種別されています。
| ハラコ |
胎児~生後間もない仔牛の皮。 以前はよくハラコ皮のバッグとか見ましたが?です。ほとんど、出回る事はありません。 |
|---|---|
| カーフ |
生後6カ月までの仔牛の革。 とても柔らかくしなやかな高級革です。(ベビーカーフというのもあるそうですが、詳細は良く分かりません) |
| キップ |
生後6カ月~2歳まで程度の革。 カーフより厚みがあり、強度がある。 |
| ステア |
2歳以上の雄牛の革。 厚みがあり、もっとも一般的に使われる革。(去勢された牛らしいです) |
| カウ |
2歳以上の雌の牛革。 厚みはステアより薄く、柔らかい。 |
| ブル |
3歳以上の雄の牛革。 分厚く強度がある。(去勢されていない牛の様です) |
| ヌメ革 |
植物タンニンにて鞣した革。 ビットと呼ばれる槽で時間をかけて鞣された手間のかかった革。 色々な加工が施され、柔らかい革から腰のある革まであり、ベルト・鞄等色々なものに加工されます。 完成した商品を手でもむと、ギュギュット独特な音がします。 よく革屋さんが、ヌメ革の切り目を舌でちょっと舐めてヌメ革かどうか判断しています。 (若干舌がピリッとします) |
|---|---|
| タンロー革 | 同じくタンニンによって鞣した革で加工用に素上げ状態の革。 使いこむほどに飴色の艶が出て時の経過を楽しめる革です。 個人的に私は一番良く使います。 |
| サドルレザー | 同じくタンニンによって鞣した革。表面加工が施され硬めで腰があり、馬具などに使われる革です。 |
| ヌバックレザー | 牛革の表革を起毛させた革。 |
| スエード | 牛革の裏側を起毛させた革。 |
| シュリンク | 薬品を使い、化学反応で銀面(革の表面)を収縮させ表面にシボ(凹凸)を強調させた革。 |
| 床革 | 革を2層に分割した銀面の無い革。通常硬く芯などに使う。 |
| ベロア | 床革を起毛させた革。それなりに雰囲気があり、伸縮せず丈夫プラス安価なのでよく使います。 |
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