コーヒー豆などの穀物を入れたりするこの素材が、今回のご依頼です。
別名『ドンゴロス』とも呼ばれている、麻でできている袋。オシャレなカフェのディスプレイなんかで見る事もあるかと思います。
ネット通販でも、かわいいロゴマークが入ったドンゴロスで沢山でてきますね!ホームセンターでは、実用的な無地のタイプは見たことがあるような気がします。
ドンゴロスって名前の響きがいいので、ついついドンゴロスって書いてしまいます…言葉の由来は、dungaree(ダンガリー)からきているそうです。
紙袋などとくらべると、ロゴや文字などのマーキングがしにくい麻袋。
ステンシルのような印刷手法がよくとられていますが、細かいデザインを反映させるのには少し難しそうです。
今回のご依頼は、麻袋への焼印です。
試し押しで使う焼印のデザインは、少し細かい漢字入りのもので加工します。
加工道具は、電気式焼印の半田ゴテの100W。
コンセントに差し込み、約10分程度待てば焼印ができる道具です。
焼印本舗の画数の多い『舗』が、すこし焼きつぶれてしまっております。
押し付ける時間も、短めの2秒から5秒程度と試してみましたが、適度な押しつけ時間は2秒程度でした。
自然由来の素材なので、有害な煙が発生はございません。
42歳の店長おかどめの、母がドンゴロスを連呼していたのをふと思い出しました。
一体、どういう会話の流れで、ドンゴロスがでてきたのかは覚えていませんが、とにかく当たり前のように使っていました・・・
粗末な衣服という意味もあるそうです。
難易度
畳表への焼印加工と似たような注意点が必要です。
生地の目が粗いため、デザインが抜けてしまうことがあること。
細かい文字などのデザインでの製作はあまりオススメ致しません。
焼印加工をする加工道具とやり方については、電気でも直火式でもいけそうです!
デザインサイズが70mm×70mm以内であれば電気式。
それ以上のサイズであれば、直火式というような選び方でOK。
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