キャンドル(ろうそく)にロゴをいれてみよう!蝋に型押し・刻印加工

今日の試し押しの素材は、キャンドル(ろうそく)への刻印加工になります。非加熱のプレスでの加工と、ホットスタンプで温度調整しながらの加工でテストしていきます。キャンドルのサンプルを机にならべるだけで、いい香りがしてきました!

キャンドル(ろうそく)への型押し加工の試し押しの画像

まずは、非加熱でのプレス加工をホットスタンプで試しました。じわじわと加減しながら、ハンドルを慎重におろしていきましたが・・・ある程度刻印で押し込んだ際に、パキっと亀裂が入ってしまいました。非加熱でのプレスはNGです。

キャンドル(ろうそく)への型押し加工の試し押しの画像ホットスタンプ編

次に、ホットスタンプTW350で温度調整しながらの型押し加工です。一般的な蝋の溶ける温度は、50度から60度くらい。※試し押しの試し押しをした結果、ホットスタンプの設定温度は、70度での加工が良いかと思います。

ホットスタンプでは、高さ15cmまでの素材・製品であれば、加工することができます。文字や刻印の通常の取り付け位置からの奥行は8cmとなります。ホットスタンプでの加工の前に、素材・製品の大きさや、希望の加工位置にセットできるかも確認する必要があります!

キャンドル(ろうそく)への型押し加工の試し押しの画像ホットスタンプ編

蝋が溶ける温度帯での型押し加工で、文字がくっきり入りました。この時の温度は70度。50度での型押し加工でも、型は入りましたが少し薄くぼやけてしまう仕上がりになったため、70度設定で加工しております。

また、70度での加工を選んだのには別の理由もございます。キャンドルの加工面の高さが水平(フラット)ではなかったため、少し高めの温度で深めに押し込んで型をしっかりといれています。±1mm程度の高低差がある場合には、低い部分にも同じようにへこみをつけてあげる必要があるためです。※まっすぐな素材・製品では刻印の深さは、調整しやすいかと思います。

キャンドル(ろうそく)への型押し加工の試し押しの画像ホットスタンプ編

ろうそく・キャンドルへの刻印加工、凹みをつけてのロゴ入れをした時には、温度を調整した加工の場合でも、溶けた蠟が消滅するわけではございません。圧力で押し出された部分の蝋は、時間が経つと固まりとしてバリのように文字の輪郭に付着します。

キャンドル(ろうそく)への型押し加工の試し押しの画像ホットスタンプ編


ロゴの細かさなどにもよりますが、大きめの文字・デザインでの型押しの場合、ついてしまった余計な蝋をカッターでそぎ落とし、やわらかいブラシやエアダスターで除去することで、ある程度はスッキリとした仕上がりになります。細かく綺麗にする場合には、凹み部分にのこっている蝋をピンセット・爪楊枝のようなもので取り除くと、もっとクリアな仕上がりになります!

キャンドル(ろうそく)への型押し加工の試し押しの画像ホットスタンプ編

素材・製品の状態・形状にあわせて温度を調整しながらの加工ができるホットスタンプTW350でのロゴ入れ加工(型押し)の試し押しのご紹介をさせていただきました。

蝋が溶ける温度もネット検索すると、すぐに参考記事を見つけることができます。やみくもに、温度を設定するよりも素材の特性を少しだけ予習することで、おおよその温度で加工ができます。

設定温度や、加工する部分の状態など、ひとつひとつチェックしながらの加工をすることで無理のないロゴ入れ・名入れ加工をすることができます!自分でする加工に行き詰った場合には、導入後でもお気軽にご相談ください。同じ素材でも形状が変わったり、食べ物の場合では常温・冷蔵・冷凍などでもかなり加工の難易度が違うことがございます。

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