鹿革(ディアスキン)への名入れ・ロゴ入れ加工のクラフト体験!

今日は岡山県湯郷より、LODES(ロディス)さまがご来店いただき、名入れ加工(ホットスタンプ)とドッグタグ刻印機のレクチャーをさせていただきました!

日本のやさしい革 ディアスキン 鹿革は、天然レザーの中でも品質は非常に高く、吸湿性・通気性に優れ、日本の気候に適した革として昔から利用されてきました。使うほどに柔らかくソフトな手触りと、水に強く手洗いにて洗うことができます。

鹿革(ディアスキン)へのロゴ入れ・名入れ加工について 鹿の革へのロゴ入れや、名入れ加工をするには少し手ごわい相手(素材)です。柔らかい特性が、マーキングをする場合にクセが強いのです。

型押し加工をした場合でも、伸縮性に富んだ革なので、へこんでいた部分が時間が経つと元に戻ってしまうこともあります。 また、焼印加工をした場合では、ひび割れを起こしてしまうこともあります。

箔押し加工の場合でも、定着した箔が、ひきつれて剝がれてしまうという現象が起きやすいのが鹿革。鹿の革のことをよく知る、高山さんに鹿革についていろいろ教えていただきました。

鹿革のコモノ、とってもきれいにロゴの焼印が入っています。こちらのロゴは、電気式焼印(半田ごて)と温度調整機を使って手押しでひとつずつ加工をされているそうです。温度のコントロールが難しい電気式セットでこの仕上がりは流石です…

これ以上濃い焼き目をつけると、ひび割れてしまうそうです。 ご来店いただいた目的のひとつ、ドッグタグ刻印機を最初に試していただいた後に、メインの鹿革への加工をホットスタンプを使って試し押しをさせていただきました。

温度を230度に設定した型押し加工の仕上がり(鹿革) これだけ、へこみがはっきり入っているのですが、少し時間を置くと、ロゴ部分がうすくなってきます。

きれいな色に染められた鹿革にも型押しでロゴを加工

牛革などでは、230度での加工はもっと濃い焼き目が入ります。↑は鹿の革です。

試し押しで型押し加工をされた革をお持ち帰りいただき経過をみてレポートをもらいます!

LODES』さまのロゴ入りの鹿革のポーチ 岡山から車で約1時間半、ご来店いただき誠にありがとうございました。鹿革のクラフト体験をされている、とっても仲のよい高山様ご夫婦!!とっても明るくてかわいい奥さまと、ダンディーなご主人(大工さん)。

ちなみに、娘さんはシンガー(マキレレ)。ワイワイ楽しいレクチャーとなりました。岡山県湯郷は温泉で有名な観光地、近くにいく際には必ず立ち寄ろう!どんどん行きたい場所が増えてきた。

『LODES』 
岡山県 美作市湯郷797
営業時間 10:30 ~ 18:00
Tel & Fax  0868-72-3550
定休日:月・火曜日 (祭日の場合 振り休)

 

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著者 焼印本舗 店長 岡留

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