電気と直火の焼印の仕上がりの違いは?竹製の薬味入れにロゴを焼印

今回は、竹でできている薬味入れへの試し押しのご紹介です。 オリジナルの焼印でロゴを竹製品にいれるには電気式か直火式、どちらのやり方が適しているのかをご紹介致します。 同じデザインの焼印を使って、電気式と直火式焼印の仕上がりの違い、やり方までをご説明させていただきます。

素材と加工方法について

薬味入れの素材について、小さいサイズの方には緩やかなカーブになっている点。 また、木製トレーなどにも多いのですが、防水や見た目をよくするための仕上げ材などが表面にかけられていることがあります。 これらを注意しながら試し押しを早速していきます!

電気式焼印

電気式焼印で用意するものはこれ、 ・焼印 真鍮製 Mサイズ 50mm*20mm ・半田ゴテ(100W) 電気式焼印ではコンセントに差し込み約10分程度時間がかかります。(焼印の大きさにより、変わってきます。) 焼きゴテを使う焼印加工では、フリーハンドで加工することになるので 素材の形状により、すわりが悪いもの(置いた時にグラグラしてしまう)の場合、身近にあるモノで狙った場所に安定して加工できるように準備します。 100円ショップ、Seria で買ってきた桐箱と木の端材を集めてセットしてみました。ものさし替わりになるものなので、条件は焼けてもいい素材!プラスチック製のモノの場合溶けてしまうので、やめましょう! 表面が水平では無い素材に加工する際のポイントは、 なるべく、素材に触れる焼印をずらさないように、下側もしくは、上側のどちらからでもいいので必ず印面(デザインの面)が素材にきちんと、あたるようにしてください! 竹のような素材は、すべりやすいので、あまり力を入れ過ぎないように! 熱い焼印が触れていれば、焼き目はきちんと入りますので。 表面に塗布されているニスも、押しつけ時間をみじかめで加工すれば、さほど影響はないようです。 木製品の場合、自然な木目や節などがあるので、堅い木材では焼印自体があたらないモノもございます。加工する面を選ぶことができる素材の場合、もちろんですが水平なモノ・場所に加工をするようにしてください! 電気式でも、押しつけ時間を誤ると、焦げます・・・

直火式焼印

次に、直火式焼印の準備を!用意するのは、 ・焼印 鉄製 Mサイズ 50mm*20mm ・直火式持ち手棒ストレート型 ・カセットコンロ 直火式焼印とは、直接焼印を火であぶって加熱するやり方です。 焼印の素材により、加熱方法に決まりがあるのですが、その決まりは金属の融解温度(溶ける温度)。耐熱性でいうと、 真鍮  加熱時間は、焼印の大きさにより違いはありますが、約2分から3分程度。 最初の加熱時間のみ少し時間はかかりますが、作業途中(2回目以降)での加熱にはそれほど時間は必要ありません! サッと炙りなおす程度でOKです。 電気式よりも高温での加工となるので、押しつけ時間は短めがきれいに焼印できるポイント。 最適な押しつけ秒数を見つければ加工は安定します!

さいごに

電気式と直火式での仕上がりの違いについて、画像や動画などでご紹介させていただきました。 一番の違いは、やはり温度。 電気式よりも高温での加工ができる直火式での焼印は、木製品などには濃い焼き目を入れることができるのでおすすめ! 加工で使う焼印は、機材(電気式でも直火式)を変えて同じ焼印をセットできるので、使う設備・環境・仕様頻度により使い分けをするのもOK! オリジナル焼印をつくるには→→→→ 初めての方はこちら!

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著者 焼印本舗 店長 岡留

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