紙に誰でも簡単に箔押し加工を自作できるおすすめの箔押し道具は?金箔・銀箔

オリジナル刻印を使ってペーパーアイテムに自分で箔押しができる!

今回の記事では、手軽に自分で行える箔押しの方法をご紹介します。箔押しはエレガントで高級感のある仕上がりで、ビジネスカード、招待状、手紙、などペーパーアイテムに付加価値をつけることができます。

ブライダルの招待状・席次表・席札などのペーパーアイテムへの箔押しをホットスタンプTW350(箔押し機)を使ってご紹介させていただきます。

ペーパーアイテムに自分で箔押し加工ができる素材の画像

 
店長おかどめの結婚式では、招待状を自作した思い出があります。LOFTで素材を準備してプリンターで印刷しただけですが、自分たちで用意するのは少し大変ですが、ひとつずつ想いを込めて用意できたり、何よりコストカットできるところが最大の魅力!外注でオーダーする選択肢もあったのですが、納期と予算で断念したため自作しました。

ホットスタンプでの箔押し加工は、特別な技術は必要ないという事を中心に、紙への箔押しのやり方をご案内をさせていただきます。

紙の種類は厚いものから薄いもの、少ししわがあるようなものもあるので、きれいに箔が定着するかを試していきます!

箔押しに必要なものって何?

箔押し加工で使うオリジナルの真鍮製の刻印


箔押しに使用する刻印は、真鍮(しんちゅう)製の刻印です。 焼印本舗では、用途に合わせたおすすめの金属で、オリジナルの焼印・刻印をお作りいたします。

箔押し加工におすすめなのは、彫りの深さ(高さ)とデザインの再現性が高い真鍮製の刻印。

紙への箔押し方法について

キラキラした箔には、熱で溶ける接着剤の層が含まれています。箔の種類も星の数ほど色や種類があります。箔押し加工をする相手との相性も、きれいに箔押し加工を仕上げる重要なポイント。

箔押しは温度調整も大切です。 革・紙など幅広く箔押しができる箔は「110℃」 ナイロンやプラスチックなどに箔押しできる箔は「130℃」 っという感じで、接着剤がとける温度が決まっているので、設定温度を毎回探す必要はないんです!

温度調整ができる機械(ホットスタンプ)に金属版(刻印・焼印)をセットしてあたためる。 あたたまった金属版のデザイン部分(凸部分)が、紙などの素材の上に乗せた箔を溶かしデザイン部分だけ箔が定着するというだけなんです。

ペーパーアイテムに自分で箔押し加工をしている画像

紙への箔押し加工でよくある失敗!?

箔押し加工をほんまに自分で、できるの?? っと思われている方も多いかと思いますので、まず陥りがちな失敗をご紹介します。 最初にこの失敗をある程度体験していただく方が、よりきれいに箔押しができるようになるかと思います。

「押し加減」 そうなんです!この押し加減が、箔押しの最大にして、それしかないっていうポイント。 紙や革など素材によって力加減と押しつけ秒数は変えたりしていますが、基本的にはあまり強く押し付けての加工はいたしません!押しつけ時間もできる限りみじかめがいいんです。

箔押し加工の押し加減による仕上がりの違いの画像

刻印は機械で熱せられている為、あまり強く押し込むと刻印の側面が素材にあたり余計な部分に箔をのこしてしまいます…

熱転写で箔のフィルムを印刷する箔押し加工では、押し加減は素材の種類や厚みにあわせて工夫する必要があります。

ペーパーアイテムのその他の仕上がり

箔押しなら茶色やダークなカラーの紙にもばっちり映えてます! ホットスタンプに刻印がセットされているので、紙などの素材を置く位置さえ決めてしまえば同じ場所に正確に加工ができます。

ペーパーアイテムに自分で箔押し加工をしている仕上がりの画像

ホットスタンプにセットできる製品の大きさには限りがありますが、刻印の向きを変えてセットする事で大きなサイズのペーパーアイテムにも加工することができます。

こちらのペーパーアイテムは少し薄めでツルっとしたタイプ。 厚みがある紙などでは、素材の下にゴムマットを敷かなくてもいいのですが、紙自体が薄い場合などは、素材の下にゴムマットなどのやわらかいものでサポートして箔押し加工をします。

箔押し加工で下敷きのあるなしでの仕上がりの画像

わたしの顔の刻印は細かい線で表現しているのですが、焼印本舗の刻印は少しベタ面が多いフォントで作っています。

下記の紙は少しですが表面にでこぼこがあるようですので、ベタ面が多い部分が少し箔が途切れています。素材のでこぼこの凹の底まで箔がついていない為に起こる現象です。 対処法としては、設定温度を少し上げる(+10℃)+少し強めに押す(+2秒)!

箔押し加工に使う刻印デザインの線幅の太さによる仕上がりの画像

紙への箔押しの場合、あまり大きすぎるサイズの刻印やベタ部分が大きいと失敗しやすくなります。紙の素材でも、ある程度の厚みがあった方が箔を融着させやすくなります。

自分でペーパーアイテムに箔押し加工をした仕上がりの画像

さいごに

紙への箔押し加工についてご紹介をさせていただきました。 箔押しの自作加工ができれば、高級感+特別感を出す事ができます。

今回箔押し道具として使用しているホットスタンプTW350では、同じ刻印を使って型押し・箔押し・焼印の3種類の加工が可能です。

違いは、温度設定だけなので、同じ素材でも仕上がりの違う表現ができます。 素材や色味など、いろいろな組み合わせがあるので素材にあった仕上がりを楽しみながら味わっていただければ幸いです! きれいに決まると、けっこう癖になりますよ・・・はがすとき・・・

ペーパーアイテムに箔押し加工をしている画像


刻印(型押し)・箔押し・焼印の3つの加工をデジタル表示で温度調整も簡単に自作できるようになりました。 最大温度は350度なので、木材や食品にも焼き目が入ります。

上下の高さ調整が簡単だから加工する素材を選ばない!最大15cmの厚みまでセットOK。 革や紙などの素材から、バッグや小物などの製品への加工も対応可能な道具です!

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著者 焼印本舗 店長 岡留

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